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2023年度   礼拝メッセージ

     
月日
聖書箇所
     

2023.06.25

稲垣博史師   あらゆる慰めに満ちた神  

コリント人への手紙第二1章3〜7節
  聖書のみことば (新改訳聖書2017)   メッセージ  


今週のみことば
「私たちの主イエス・キリストの父である神、あわれみ深い 父、あらゆる慰めに満ちた神がほめたたえられますように 。」
(コリント人への手紙 第二 1章3節) 

宣教概略
宣教「あらゆる慰めに満ちた神」
  「私たちの主イエス・キリストの父である神、あわれみ深い 父、あらゆる慰めに満ちた神がほめたたえられますように 。」(コリント人への手紙 第二 1章3節) 【今週のみことば】
3節から7節で、「慰め」とか「慰める」ということばが何度も使 われている。「慰める」のギリシャ語は、元来「人を自分のそばに 呼ぶ」ことを指し、慰める、励ます、力づけることを意味することばである 。
 (1) 神は、私たちがどんな状況におかれていても、そばに寄り添い 、 力づけてくださるお方である。  
  3節でパウロは、「あらゆる慰めに満ちた神がほめたたえられますように 」と主を賛美する。
  4節では「神は、どのような苦しみのときにも、私たち を慰めてくださいます」と言う。まさに、神はいかなる状況においても慰め てくださるお方なのである。他人の苦しみのすべてを私たちは真の意味で理 解できない。だが、「いかなる、あらゆる、どのような」苦しみの中でも、 その人のそばに立ち、力づけ、励まし、勇気を与える方がおられる。神は私 たちの心のひだまで知り尽くされ、私たちに本当の意味での慰めを与えるこ とができるお方である。それによって、主の御前で憩うことができる平安を いただくことができる。
 (2) 真の慰めはキリストの受難、苦しみによって 私たちにもたらされた  
  5節で、「私たちにキリストの苦難があふれているように、キリストによ って私たちの慰めもあふれている」と語る。神がくださる慰めは、キリスト の苦難なしにはありえない。罪を知らないキリストが有罪とされ、父に見捨 てられたという残酷な苦しみのゆえに、私たちは罪の赦し、永遠に神ととも に生きるいのちが与えられた。それこそが、人間のもっとも深いところでの あふれ出るような慰めではないか。そのようなキリストの十字架の苦しみに よって、私たちは神との平和に生かされ、恵みと平安に生かされている。ど んな状況にあっても、自分のいのちがどうなるかわからないという状況にあ っても、あふれ出るような慰めをいただき、苦しみに耐えることができる。
 (3)私たちは自らの苦しの中で神の慰めをいただくことによって、 ほかの人たちを慰めることができる
  パウロは4節で、その神の深い慰めをいただいた者は、「あらゆる苦しみ の中にいる人を慰めることができます」と、語る。私たちが苦しみの中で、 神の慰めをいただくのは自分が慰められて元気になり、平安が与えられると いうことだけで終わるのではない。自分と同じように苦しみの中にいつ人た ちの慰め手として生きるためなのである。苦しみの中で主に頼り、信仰によ って希望を持って生きている、その生き様によって、人々は大きな慰めをい ただくことができるのではないか。


礼拝
   

神の恵があふれ出る


 礼拝後の賛美集会  

スミス 秀子師
 

賛美集会の様子