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2023年度   礼拝メッセージ
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聖書箇所

2023.07.23

稲垣博史師     危機の中で の恵み 

コリント人への手紙第二1章8〜11節
  聖書のみことば (新改訳聖書2017)   メッセージ  


今週のみことば
「神は、それほど大きな死の恐怖から私たちを救い出してくださいました。 これからも救い出してくださいます。私たちはこの神に希望を置いています 。」
コリント人への手紙 第二 1章10節

宣教概略
宣教 「危機の中での恵み」
「神は、それほど大きな死の恐怖から私たちを救い出してくださいました。 これからも救い出してくださいます。私たちはこの神に希望を置いています 。」(コリント人への手紙 第二 1章10節) 
パウロは死を覚悟するほどの苦難にあったが、その中で与えられた恵みが 三つあると述べている。

(1)神に信頼できるという恵み (8節 9節)  
「それは、私たちが自分自身に頼らず、死者をよみがえらせてくださる神 に頼む者となるためだった」。
いのちに関して、人間の力はまったく頼りに ならない。いのちと死を支配しておられるのは神ご自身である。そのお方に 私たちの存在のすべてをゆだねることができる神がおられることを知り、信 頼し続けられるというのは、どんなに大きな恵みだろうか。いのちも死も、 神の手の中にあることを忘れて、自分が自分の主人公であると思い違いする ことなく、神の御手にすべてをゆだねて、死をも支配する神を信頼して生き る恵みに生き続けたい。

(2)死から救い出してくださる恵み(10節)  
「神は、それほど大きな死の危険から私たちを救い出してくださいました 。これからも救い出してくださいます。私たちはこの神に希望を置いていま す」。
過去、現在、未来にわたって、神は生ける神であり、死の危険から救 い出してくださる。わたしたち人間には測り知ることのできない神のご計画 の中で、死の危険から救い出すことのできるお方である。キリストを信じて 生きる私たちは自分のいのちがいつどうなるかを心配する必要はない。神は 必要ならば、どんな状況でもいのちを守り、また、そのご計画の中で、いのちを取り上げられるお方である。

(3)祈ることのできる恵み(11節)
「あなたがたも祈りによって、私たちを助けて協力してくれれば、神は私た ちを救い出してくださいます。そのようにして多くの人たちの助けを通して 私たちに与えられた恵みについて、多くの人々が感謝をささげるようになる のです」。
パウロは、いのちの危機から救い出された経験、また、今後も救 い出される希望について書いたときに、祈りの大切さを知っていた。いのち の危機から救い出すのは、徹底的に神のみわざである。だが、不思議なこと に、神は私たち人間の祈りを用いられる。 
「助けて協力する」ということ ばには、「ともに仕える」という意味合いがある。私たちは、祈ることによ って、人々に仕える。全能の神の前には何もできないような私たちだが、祈 りによって神のみわざにかかわり、他の人々を助け、仕えることができる。 この豊かな恵みを感謝して受けとめ、生かして主のすばらしさを表していき たい。

参照聖句