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2023年度   礼拝メッセージ
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2023.08.20

稲垣緋紗子師   彼はいと高き方と共に歩んだ

創世記5章1〜24節

  聖書のみことば (新改訳聖書2017)   メッセージ  


今週のみことば
「エノクは神とともに歩んだ。神が彼を取られたので、彼はいなくなった。」
(創世記5章24節)

宣教「彼はいと高き方と共に歩んだ」

1 非常に「長命」な祖先たち
 ・著者が、はるか昔の祖先たちのことを記す際、存命の年数を記している のには、祖先である族長たちが実在の人物であることを示す意義があっ たようである。
 ・祖先の存命期間におびただしく長い年数をあてているのは、この祖先た ちが、著者の生きた時代からするならば、はるか昔を生きた人たちであ ることを示している。

2 祝福の実現としての子孫誕生
 ・カインが追放されてしまった後、アダムとエバ夫妻に三人目の男子セツが 与えられた。セツ系の系図はある種の「歴史」とされており(5:1)、アダ ムから数えて十代目であるノアに至るまでが掲げられている。
 ・歴史として系図を掲げる目的は、「生めよ。増えよ。地に満ちよ」という祝福 が、このようにして実現したことを示すことにある。

3 エノクは神とともに歩んだ
 ・エノク(およびノア)の場合、他の八名のように「生きた」とだけ記されるの ではなく、どのように生きたかが記されている。「エノクは神とともに歩んだ 。」 これは、エノクが神とともに歩む生き方を選んだ人であることを示す。エノク は 「先だって進まれる方」への信仰に終生立ち続けた(申命記31:8)。
 ・彼は他の九人に比べるなら早すぎる死を迎えたが、罪の世に長く関わるのを、 神が免れさせたのかもしれない。
参照聖句 
申命記31:8
31:8 主ご自身があなたに先立って進まれる。主があなたとともにおられる。主はあなたを見放さず、あなたを見捨てない。恐れてはならない。おののいてはならない。」