2024年度   礼拝メッセージ
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聖書箇所

2024.07.21

  稲垣緋紗子師  ソドムを滅ぼすのですか  
創18章16〜33節
聖書のみことば (新改訳聖書2017)  メッセージ  


「アブラハムは近づいて言った。「あなたは本当に、正しい者を悪い者とともに滅ぼし尽くされるのですか。」   
                          創世記18章23節

「ソドムを滅ぼすのですか」 創世記18章16-33節

「このように揺り動かされない御国を受けるのですから、私たちは感謝しようでは ありませんか。感謝しつつ、敬虔と恐れをもって、神に喜ばれる礼拝をささげようでは ありませんか。」ヘブル人への手紙12章28節

 1 ソドムの堕落ぶり ソドムは、アブラハムのとりなしがあっても (創世18:22-32)、滅びをまぬがれるこ とができなかったほどに堕落していた。ふたりのみ使いがロトの家に客として滞在し た晩、町中の者が押し寄せて家を取り囲み、ふたりを出せと迫った事件からも明らかな ように(19:4-11)、悪徳に満ちた社会であった。

  2 アブラハムによるとりなし 神が滅ぼそうとしているソドムのために、ソドムに成り代わって懇切に神にとりな すアブラハムの姿から、彼が真の預言者であったことがわかる。ソドムの王はかつてア ブラハムから大恩を受けたことがある。だがその際、王がアブラハムに応分の礼を尽く すことはなかった。しかしアブラハムはそのソドムのためにとりなしている。

  3 堕落した町にも主はご自身の民を残しておられた 「わたしはイスラエルの中に七千人を残している。・・・パアルに口づけしなかった者 たちである。」(1列王19:18) 「残りの者」とは、たとえ不完全でも、神のみこころに従 って生きようとする者である。神はいつの時代にもそのような者を残しておられる。ロ トもそのひとりであった。それは、暴徒が口にした言葉から明らかである(創世19:9)。

  4 今日の私たちに神が勧めておられること 現代もけっして良い時代とはいえない。むしろ悪い時代であるといえよう。そういう 中で、神は私たちに勧めておられる。揺り動かされない御国を受けるのだから神に「感 謝しつつ、敬虔と恐れをもって、神に喜ばれる礼拝をささげ」、「兄弟愛をいつも持って いて」「旅人をもてなすことを忘れない」ようにすることを(ヘブル13:1-2)。


                    稲垣緋紗子 師




礼拝


ソドムを滅ぼすのですか 創世記18章 16〜33節

18:16 その人たちは、そこから立ち上がって、ソドムの方を見下ろした。アブラハムは彼らを見送りに、彼らと一緒に行った。
18:17 主はこう考えられた。「わたしは、自分がしようとしていることを、アブラハムに隠しておくべきだろうか。
18:18 アブラハムは必ず、強く大いなる国民となり、地のすべての国民は彼によって祝福される。
18:19 わたしがアブラハムを選び出したのは、彼がその子どもたちと後の家族に命じて、彼らが主の道を守り、正義と公正を行うようになるためであり、それによって、主がアブラハムについて約束したことを彼の上に成就するためだ。」
18:20 主は言われた。「ソドムとゴモラの叫びは非常に大きく、彼らの罪はきわめて重い。
18:21 わたしは下って行って、わたしに届いた叫びどおり、彼らが滅ぼし尽くされるべきかどうかを、見て確かめたい。」
18:22 その人たちは、そこからソドムの方へ進んで行った。アブラハムは、まだ主の前に立っていた。
18:23 アブラハムは近づいて言った。「あなたは本当に、正しい者を悪い者とともに滅ぼし尽くされるのですか。
18:24 もしかすると、その町の中に正しい者が五十人いるかもしれません。あなたは本当に彼らを滅ぼし尽くされるのですか。その中にいる五十人の正しい者のために、その町をお赦しにならないのですか。
18:25 正しい者を悪い者とともに殺し、そのため正しい者と悪い者が同じようになる、というようなことを、あなたがなさることは絶対にありません。そんなことは絶対にあり得ないことです。全地をさばくお方は、公正を行うべきではありませんか。」
18:26 主は言われた。「もしソドムで、わたしが正しい者を五十人、町の中に見つけたら、その人たちのゆえにその町のすべてを赦そう。」
18:27 アブラハムは答えた。「ご覧ください。私はちりや灰にすぎませんが、あえて、わが主に申し上げます。
18:28 もしかすると、五十人の正しい者に五人不足しているかもしれません。その五人のために、あなたは町のすべてを滅ぼされるのでしょうか。」主は言われた。「いや、滅ぼしはしない。もし、そこに四十五人を見つけたら。」
18:29 彼は再び尋ねて言った。「もしかすると、そこに見つかるのは四十人かもしれません。」すると言われた。「そうはしない。その四十人のゆえに。」
18:30 また彼は言った。「わが主よ。どうかお怒りにならないで、私に言わせてください。もしかすると、そこに見つかるのは三十人かもしれません。」すると言われた。「そうはしない。もし、そこに三十人を見つけたら。」
18:31 彼は言った。「あえて、わが主に申し上げます。もしかすると、そこに見つかるのは二十人かもしれません。」すると言われた。「滅ぼしはしない。その二十人のゆえに。」
18:32 また彼は言った。「わが主よ。どうかお怒りにならないで、もう一度だけ私に言わせてください。もしかすると、そこに見つかるのは十人かもしれません。」すると言われた。「滅ぼしはしない。その十人のゆえに。」 18:33 主は、アブラハムと語り終えると、去って行かれた。アブラハムも自分の家へ帰って行った。

創世記19章
19:4 彼らが床につかないうちに、その町の男たち、ソドムの男たちが若い者から年寄りまで、その家を取り囲んだ。すべての人が町の隅々からやって来た。
19:5 そして、ロトに向かって叫んだ。「今夜おまえのところにやって来た、あの男たちはどこにいるのか。ここに連れ出せ。彼らをよく知りたいのだ。」
19:6 ロトは戸口にいる彼らのところへ出て行き、自分の背後の戸を閉めた。 19:7 そして言った。「兄弟たちよ、どうか悪いことはしないでください。
19:8 お願いですから。私には、まだ男を知らない娘が二人います。娘たちをあなたがたのところに連れて来ますから、好きなようにしてください。けれども、あの人たちには何もしないでください。あの人たちは、私の屋根の下に身を寄せたのですから。」
19:9 しかし、彼らは言った。「引っ込んでいろ。」そして言った。「こいつはよそ者のくせに、さばきをするのか。さあ、おまえを、あいつらよりもひどい目にあわせてやろう。」彼らはロトのからだに激しく迫り、戸を破ろうと近づいた。
19:10 すると、あの人たちが手を伸ばして、ロトを自分たちのいる家の中に引き入れて、戸を閉めた。
19:11 家の戸口にいた者たちは、小さい者から大きい者まで目つぶしをくらったので、彼らは戸口を見つけようとする力も萎えた。

1列王19:18
19:18 しかし、わたしはイスラエルの中に七千人を残している。これらの者はみな、バアルに膝をかがめず、バアルに口づけしなかった者たちである。」