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1 アブラハムが試練を受ける
アブラハムは主から、イサクをささげるようにと言われる。待ちに待った約束の子として与えら れた、跡取りの子を「全焼のささげものとして」。けれども、アブラハムは直ちに従った。イサクを
伴って、モリヤの山へと三日かけて歩いた。その間には自らが下した決断を振り返ることもあった ろう。だが、彼の、神に従う決心は揺るがない。
2 二人は一緒に進んで行った
「二人は一緒に進んで行った。」父の思いにも子の思いにも、緊張が色濃く混じる中、どちらも一 言も発しない。やがてイサクの口から、ささげものの羊はどこにいるのかと、緊張のこもった間が
発せられる。アブラハムは、「神ご自身が・・・・・・備えてくださる」と答えた。神がお告げになった場所 に着くと、彼はてきぱきと祭壇の準備を進める。
3 アブラハムは新しい祝福をいただく
アブラハムが 、あわや自分の子をほふろうとした、その時、主は言われた。「手を下してはならな 、雄羊が藪に角を引っかけていた。こうして全焼のささげ物は備えられた。自分の子さ
え主のため惜しまなかったアブラハムに、主は新しい祝福を与える。「あなたの子孫によって、地の すべての国々は祝福を受けるようになる」と。
4 主は御子を「神の小羊」 となさった
アブラハムは、自分の子をささげるという試みを受けた。しかし、実際に子をささげるというと ころまで行ったお方は、神ご自身である。「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を
愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである」 (ヨハネ3:16)。イサクの出来事の持つ意義は、キリストが私たちのために死なれることをあら
かじめ示すというところにあった。
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