2024年度   礼拝メッセージ
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聖書箇所
2025.03.02

稲垣博史師

神の熱心をもって
 コリント人への手紙第二11章1〜15節

聖書のみことば (新改訳聖書2017)  メッセージ  

「私は神の熱心をもって、あなたがたのことを熱心に思っています。私はあなたがたを清純な処女として、一人の夫キリストに献げるために婚約させたのですから。」
   コリント人への手紙第二11章2節

「神の熱心をもって」 コリント人への手紙11章1?15節

 1 お人よし仲人役パウロ
 パウロは「あなたがたを清純な処女として、一人の夫キリストに献げるために婚約させた」(2節)と書いているように、自分から進んで仲人役を引き受けた。コリントの人々はキリストを信じ、キリストの「婚約者」となった。当時、婚約者たちは結婚生活はまだだが、法律的に夫婦であり、婚約者の不貞は姦淫とみなされ処罰された。
 パウロはコリントの教会の人たちのことが心配である。コリントの人たちの心がキリストから離れ、キリストに対する真心と純潔を失いそうになる様子を感じていた。聖書の伝えていない別のイエスを宣べ伝える人々の考えに心を奪われ、別の方向に行ってしまう危険性があった。彼はコリントの教会とキリストとの関係の仲人役として、後で何か問題が起きると、仲人役の責任も生じかねない。そういう役を買って出るのはかなりのお人好しではないか。

 2 ただ働きをするパウロ
  パウロはコリントの教会から報酬を受け取っていなかった。パウロの生活は苦しかったが、他の地域の教会のクリスチャンたちの援助があった。確かに、福音宣教のために働いている人はその働きから生活の支えを得ることは、主イエスご自身が定めておられる(1コリント9:14)。パウロがその権利をあえて用いなかったのは、大きな報酬目当てに聴衆を集め、名声と金銭を得ていた人たちが活動していたが、自分が福音宣教の働きをしているのは、名声や金目当てでもないことをはっきりさせるためだったようだ。

 3 「神の熱心」を生きるパウロ
 お人好しで、ただ働きをするパウロの心にあったのは何か。それは、2節の「神の熱心をもって、あなたがたのことを熱心に思っています」という言葉が鍵である。「熱心」という言葉は、相手に対する深い関心、熱情を表す言葉。時には、「激しさ」とか「妬み」を表す。イザヤ書9章7節に「万軍の主の熱心がこれを成し遂げる」とある。神が私たちのためにそのひとり子イエス・キリストを私たちのために与えてくださったというその事実に「神の熱心」が明確に示されている。その神の激しいほどの熱情を知れば知るほど、パウロは人々が真に福音に生きることができるように熱心に祈り、自分のできることは何でもしようとしている。 私たちはもう一度神の熱情、福音のすばらしさ、その絶対的な価値、神のご計画の真実さを見い出したい。私たちに代わって死んでくださったイエス?キリストの圧倒的な恵みを私たちに下さった神の熱情を少しでも受けとめたい。私たちもパウロのあのお人好しで、喜んで犠牲を払う「不思議な生き方」を歩みたい。主よ、助けてください。

 

 

 

   2025年3月2日   稲垣博史師

      

 神の熱心をもって(コリント人への手紙第二11章1〜15節 )


111私の少しばかりの愚かさを我慢してほしいと思います。いや、あなたがたは我慢しています。 11:2 私は神の熱心をもって、あなたがたのことを熱心に思っています。私はあなたがたを清純な処女として、一人の夫キリストに献げるために婚約させたのですから。
11:3 蛇が悪巧みによってエバを欺いたように、あなたがたの思いが汚されて、キリストに対する真心と純潔から離れてしまうのではないかと、私は心配しています。
11:4 実際、だれかが来て、私たちが宣べ伝えなかった別のイエスを宣べ伝えたり、あるいは、あなたがたが受けたことのない異なる霊や、受け入れたことのない異なる福音を受けたりしても、あなたがたはよく我慢しています。
11:5 私は、自分があの大使徒たちに少しも劣っていないと思います。
11:6 話し方は素人でも、知識においてはそうではありません。私たちはすべての点で、あらゆる場合に、そのことをあなたがたに示してきました。
11:7 それとも、あなたがたを高めるために自分を低くして、報酬を受けずに神の福音をあなたがたに宣べ伝えたことで、私は罪を犯したのでしょうか。
11:8 私は他の諸教会から奪い取って、あなたがたに仕えるための給料を得たのです。
11:9 あなたがたのところにいて困窮していたときも、私はだれにも負担をかけませんでした。マケドニアから来た兄弟たちが、私の欠乏を十分に補ってくれたからです。私は、何であれ、あなたがたの重荷にならないようにしましたし、今後もそうするつもりです。
11:10 私のうちにある、キリストの真実にかけて言います。アカイア地方で私のこの誇りが封じられることはありません。
11:11 なぜでしょう。私があなたがたを愛していないからでしょうか。神はご存じです。
11:12 私は、今していることを今後も続けるつもりです。それは、ある人たちが自分たちで誇りとしていることについて、私たちと同じだと認められる機会を求めているのを断ち切るためです。
11:13 こういう者たちは偽使徒、人を欺く働き人であり、キリストの使徒に変装しているのです。
11:14 しかし、驚くには及びません。サタンでさえ光の御使いに変装します。
11:15 ですから、サタンのしもべどもが義のしもべに変装したとしても、大したことではありません。彼らの最後は、その行いにふさわしいものとなるでしょう。