2025年度   礼拝メッセージ
 
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宣教題
聖書箇所
2025.07.27
大和昌平師
アブラハム・ダビデ・イエスへ
マタイの福音書1章1〜17節

聖書のみことば (新改訳聖書2017)  メッセージ  

「 それで、アブラハムからダビデまでが全部で十四代、ダビデからバビロン捕囚までが十四代、バビロン捕囚からキリストまでが十四代となる。」
 マタイの福音書 1章 17節

 田久保真紀伊東市長の学歴詐称問題は、百条委員会への本人欠席からさらに揺れている。 日本の大学において「退学」と「除窿」の違いは重く、本人の経歴に重く残る。
  学歴重視の社会において最終学歴に残る汚点を隠すことは法的な問題に発展する。

1. イエスは神の契約の正統な継承者として生まれる 旧約聖書を背景として新約聖書のマタイ福音書を読むという意図から第一章に戻り、イエスの系図から読み直したい。
  ルカの福音書3章23~38節にあるアダムまで通るイエスの系図と比較すると、マタイがユダヤ人に対して福音を語ろうとしていることが明らかだ。
  「わたしは全能の神である。あなたはわたしの前に歩み、全き者であれ。わたしは、わたしの契約 を、わたしとあなたとの間に立てる。わたしは、あなたを大いに増やす。」創世記17章1-2節
  一方的に恵みの契約を結ぼうとされる全能の神に対し、信仰をもって応答する。
  神と人が人格的に結ばれる契約の原点にアブラハムが「信仰の父」として立っており、神の祝福はアブラハムから広がってゆく。
  ダビデ王家に対してメシヤ預言が繰り返しなされる。
  「あなたの家とあなたの王国は、あなたの前にとこしえまでも確かなものとなり、あなたの王座はとこしえまでも堅く立つ。」(IIサムエル7章16節)
  「わたしはわたしの選んだ者と契約を結び わたしのしもべダビデに誓う。 わたしはあなたの商をとこしえまでも堅く立てあなたの王座を世々限りなく打ち立てる。」詩編89篇3~4節

2.イエスによる救いの恵みはすべての人に及ぶ ユダヤ社会で系図に載せられることは極めて異例であった 四人の女性の名をマタイは載せた。
  ・タマルカナン人、遊女を装い義父との間に不義の子を設ける。
  ・ラハプ 異邦人でエリコの遊女でヨシュアのスパイをかくまい、一族が救われる。
  ・ルツモアブ人、義母ルツへの信仰的な忠誠を表わし、ボアズと結婚する。
  ・パテシュバ ヘテ人ウリヤの妻、ダビデ王にかどわかされ、夫を殺され、王の子を宿す。
  この女性たちはみな正統なユダヤの血を持たず、いわくつきの人物ばかり。 人間の罪と不義と不幸に翻弄されながら生きた女性たちが救い主の系図につらなっている。
  ユダヤ人だけでなく、男だけでなく、自由人だけでなく、幸福な人たちだけでなく、あらゆる境遇にある人が、イエス・キリストの救いに招かれていることを示している。

3. まとめ
  マタイはユダヤの正統なメシヤとして生まれたイエスの救いは、全世界の人々に及ぶことを語り出そうとしている。

マタイの福音書1章1〜17節

1:1 アブラハムの子、ダビデの子、イエス・キリストの系図。
1:2 アブラハムがイサクを生み、イサクがヤコブを生み、ヤコブがユダとその兄弟たちを生み、
1:3 ユダがタマルによってペレツとゼラフを生み、ペレツがヘツロンを生み、ヘツロンがアラムを生み、
1:4 アラムがアミナダブを生み、アミナダブがナフションを生み、ナフションがサルマを生み、
1:5 サルマがラハブによってボアズを生み、ボアズがルツによってオベデを生み、オベデがエッサイを生み、
1:6 エッサイがダビデ王を生んだ。ダビデがウリヤの妻によってソロモンを生み、
1:7 ソロモンがレハブアムを生み、レハブアムがアビヤを生み、アビヤがアサを生み、
1:8 アサがヨシャファテを生み、ヨシャファテがヨラムを生み、ヨラムがウジヤを生み、
1:9 ウジヤがヨタムを生み、ヨタムがアハズを生み、アハズがヒゼキヤを生み、
1:10 ヒゼキヤがマナセを生み、マナセがアモンを生み、アモンがヨシヤを生み、
1:11 バビロン捕囚のころ、ヨシヤがエコンヤとその兄弟たちを生んだ。
1:12 バビロン捕囚の後、エコンヤがシェアルティエルを生み、シェアルティエルがゼルバベルを生み、
1:13 ゼルバベルがアビウデを生み、アビウデがエルヤキムを生み、エルヤキムがアゾルを生み、
1:14 アゾルがツァドクを生み、ツァドクがアキムを生み、アキムがエリウデを生み、
1:15 エリウデがエレアザルを生み、エレアザルがマタンを生み、マタンがヤコブを生み、
1:16 ヤコブがマリアの夫ヨセフを生んだ。キリストと呼ばれるイエスは、このマリアからお生まれになった。
1:17 それで、アブラハムからダビデまでが全部で十四代、ダビデからバビロン捕囚までが十四代、バビロン捕囚からキリストまでが十四代となる。