追い出されたアブラム
石の水がめ 随想へイエスさまの弟子へ

独り言
 飢饉…今の日本で言えば冷害?経済不況?…  バブルの後始末、誰もが考えることですが、少しでも良いところに身を寄せてこの難局を耐え忍ぶ手段を講じる。今の日本は、問題先送り型対応をして、表面上の問題解決に躍起になっている。  自然の循環を壊して迄、経済を発展させる為に、大量生産、大量消費を成し遂げ、驀進している。また、国は多額の借金をしているが、返済を次の世代(今の若者)回すような政策をしていては何時かは破局する。高齢化、環境問題、経済不況、雇用不安根本的な解決を講じていない、いやわからないからどうしようもない のが現状のように思える。  私の意見= アッシジのフランシスコのように ”自然に生きる” 
 私たちは普段生活していると、何が良くて何が悪いかわからない。  身近な事柄で、進学先、就職先、結婚相手、細々したことなら、夕食の食材選び…等など。 正しい選択をしているのだろうか?将来判明する事だってある。
 日本では、1990年まではバブル経済の中では、何をしても成功し、どんな値段の物をつくっても売れる時代だった。それ以降は、以前のつけを支払う苦しい時になった。多くの責任者は逃げ出してしまった。
   大手の自動車メーカーが売れない自動車を作って(根本問題:経営者の不正)、経営難に陥り工場閉鎖を発表したり、
   大手の銀行が、多くの金を返さない顧客に金を貸して破綻した。など、
 神のいない繁栄の国・偶像の国は虚栄・幻の世界だ。
  約束の国は別にある。
でも…神様を慕い求める者がミスを犯した場合、たとい逆境の中であっても、主の道を示し正しいところに導いて下さるから安心していられる。  (創世記12章20節)

聖書の要約   創世記12章
  七五歳の年老いたアブラムは、神様に言われるままに、故郷のハランを旅出た。知らない所に旅出るほど心細い事はない。特に外国ともなればなおさらである。
 アブラムの旅程は、ハランから素直に南下し、カナン(エルサレム)の地に入ったものと思われる。アブラム一行は遊牧をしながら旅をしました。 カナンに入っても更に南下し、ネゲブとアイの間に宿営し、更にネゲブ(ハランから直線にして800km、 徒歩で20日…遊牧をしながらの旅だから一年近くかかった?)まで南下落ちついた。  ネゲブでの生活は、飢饉(干ばつ)であった。…この時期から中東の乾燥化が始まる。  アブラムはエジプトに生活の場を求め滞在した。エジプトの王ファラオに召し入れられる程の人格者であった。生活は安定し財産も増えた。
  ところが、アブラムの薄計(妻サライ(65歳)を自分の妹と偽った事)は、神の怒りをかい、ファラオと宮殿の人々に恐ろしい病気をもたらいした。挙句の果てに、アブラム一行は、エジプト(バブルの世界)を追い出されてしまった。
 ベテルとアイの間に戻って来た。 アブラムとロトは牧畜に必要な場所が手狭になり、それぞれ別れて生活する事にした。 アブラムに割り当てられた場所(カナン)は、今のイスラエル。後世、ヨシュアが攻め入る場所である。   ロトは現状(+400mの高地)から低地(−450mの海面下)のヨルダン川(当時は別名のはずだ)の繁栄した町々のある流域に下っていった。

聖書の言葉   創世記12:1-20(新共同訳)

1 主はアブラムに言われた。「あなたは生まれ故郷 父の家を離れて わたしが示す地に行きなさい。
2 わたしはあなたを大いなる国民にし あなたを祝福し、あなたの名を高める 祝福の源となるように。
3 あなたを祝福する人をわたしは祝福し あなたを呪う者をわたしは呪う。地上の氏族はすべて あなたによって祝福に入る。」
4 アブラムは、主の言葉に従って旅立った。ロトも共に行った。アブラムは、ハランを出発したとき七十五歳であった。
5 アブラムは妻のサライ、甥のロトを連れ、蓄えた財産をすべて携え、ハランで加わった人々と共にカナン地方へ向かって出発し、カナン地方に入った。
6 アブラムはその地を通り、シケムの聖所、モレの樫の木まで来た。当時、その地方にはカナン人が住んでいた。
7 主はアブラムに現れて、言われた。「あなたの子孫にこの土地を与える。」アブラムは、彼に現れた主のために、そこに祭壇を築いた。
8 アブラムは、そこからベテルの東の山へ移り、西にベテル、東にアイを望む所に天幕を張って、そこにも主のために祭壇を築き、主の御名を呼んだ。
9 アブラムは更に旅を続け、ネゲブ地方へ移った。
10 その地方に飢饉があった。アブラムは、その地方の飢饉がひどかったので、エジプトに下り、そこに滞在することにした。
11 エジプトに入ろうとしたとき、妻サライ(65歳)に言った。「あなたが美しいのを、わたしはよく知っている。
12 エジプト人があなたを見たら、『この女はあの男の妻だ』と言って、わたしを殺し、あなたを生かしておくにちがいない。
13 どうか、わたしの妹だ、と言ってください。そうすれば、わたしはあなたのゆえに幸いになり、あなたのお陰で命も助かるだろう。」
14 アブラムがエジプトに入ると、エジプト人はサライを見て、大変美しいと思った。
15 ファラオの家臣たちも彼女を見て、ファラオに彼女のことを褒めたので、サライはファラオの宮廷に召し入れられた。
16 アブラムも彼女のゆえに幸いを受け、羊の群れ、牛の群れ、ろば、男女の奴隷、雌ろば、らくだなどを与えられた。
17 ところが主は、アブラムの妻サライのことで、ファラオと宮廷の人々を恐ろしい病気にかからせた。
18 ファラオはアブラムを呼び寄せて言った。「あなたはわたしに何ということをしたのか。なぜ、あの婦人は自分の妻だと、言わなかったのか。
19 なぜ、『わたしの妹です』などと言ったのか。だからこそ、わたしの妻として召し入れたのだ。さあ、あなたの妻を連れて、立ち去ってもらいたい。」
20 ファラオは家来たちに命じて、アブラムを、その妻とすべての持ち物と共に送り出させた。