石の涙  
真実の目 随想へ空っぽの墓

今年(1999.03.08)の3月中旬、「聖書の世界セミナー」の旅をしてきました。
  わたしは、昨年7月末に早期退職をし、現在もまだ適職を探しています。 人生の旅と重なり、重荷を背負っての旅立ちでした。
  日本を出てから10日目、旧エルサレム市街の「西の壁」に辿り着きました。この壁は、夜露が滴り涙を流したようになることから、「嘆きの壁」とも呼ばれています。3千年年近くも、ユダヤ民族の背負った嘆きや、祈りを聞き続けてきた壁です。
今では、世界中から訪問客を集め、ただ黙して、祈りや願いを聞いてくださっております。そんな訳で、わたしも「適職が与えられるように」、「世界平和が訪れるように」と祈り、多くの願いを書き込んだ紙片を壁の裂け目に挟んできました。
  この嘆きの壁の横にあります礼拝堂の入り口で、ユダヤの老人から、カタバミに似たピンク色の野の花をプレゼントされ、旅の途中で現地人からプレゼントを頂けたことに感激しました。多くの人々の涙でいっぱいの壁に慰めを得、心が軽くなって無事帰国しました。